東京で最強の映画館は立川「シネマシティ」であることに異論がない3つの理由。
週に2回以上、東京は立川市にある「シネマシティ」で映画を観ているぼくが、シネマシティが東京で最強の映画館であることを熱く語る。
シネマシティとは
シネマシティ (CINEMA CITY) は、東京都立川市にある地元資本系(シネマシティ株式会社)のシネマコンプレックスである。シネマ・ワン (CINEMA・ONE) およびシネマ・ツー (CINEMA・TWO) の2館を運営している。
なお、シネマシティという名前は地域を連想できないため、「立川シネマシティ」とも表記されている。(Wikipedia)
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最強である理由1 チケット料金が1,000円
一般的な映画のチケット料金は、大人1,800円である。
これを高いと見るか、安いと見るかで、その人の映画を観る頻度も変わってこようものだが、個人的にはやはり高いという印象である。
3Dで観る、ポップコーンやドリンク、ついでにパンフレット...とオプションをつけていくと、映画1本2時間の料金であるにもかかわらず、ディズニーランドのスターライトパスポートくらいの料金になってしまう。
そこで、たとえば大手のTOHOシネマズなどでは、「6本映画を観たら1本無料で観られるサービス」などを提供している。
では、シネマシティのサービスはというと、通常1,800円のチケット料金が、「シネマシティズン」という年会費1,000円のサービスに会員登録すれば、その日から1本1,000円(土日祝は1,300円)で観られるようになる。
映画1本1,800円のところが、1,000円である。
しかも、年会費1,000円で。
年間で映画を2本観れば、元が取れる。
さらに、シネマシティズンの会員は、シネマシティのフード(セットに限る)が100円引きに。
ぼくが知るなかでも、これほど格安で映画が観られる映画館は、他にはない。
最強である理由2 極上爆音上映
シネマシティ最大の魅力をひとことで表すなら、やはり「極上爆音上映」をおいて他にはない。
極上爆音上映とは、2014年公開のハリウッド版「ゴジラ」からはじまった、低音にこだわりぬいた音響効果のこと。
ちなみに、「爆音上映」は2013年の『パシフィック・リム』から。
ただし、「極音」は低音だけでなく、登場人物の声から核爆発の音まで、音響の専門家によって全体のバランスを緻密に調整されている。
だから、登場人物の台詞が聴き取れないようなやかましいだけの音響ではなく、バランスは取りながらも、響かせるところは響かせる演出が可能になるのだ。
この極音が最高のパフォーマンスを発揮したのが、2015年公開の『マッドマックス 怒りのデスロード』である。
大手シネコンがiMAX3DやMX4Dなどで本作を売り出すなか、シネマシティは数百万円するサブウーファーを追加で購入。
まるでうなりをあげるV8エンジンのごとき臨場感と迫力の「極爆」を武器に、本作の公開に踏み切ったのである。
もちろん、シネマシティの「マッドマックス」は大盛況。
地元ファンのみならず他県からもファンが押し寄せるじたいとなり、いちど公開が終了するも、2016年に上映再開。
公開から1年以上のロングランとなり、ウォーボーイズならぬ多くの「極爆ボーイズ」を生み出した。
ぼく自身も例にもれず、2015年に「マッドマックス」の上映がいったん公開終了となる最終日、最終上映回に足を運んだのだが、その盛り上がりたるや。
映画の登場人物のコスプレをした人、上映前のスタッフによるマイクパフォーマンス、極上爆音上映、そして会場が割れんばかりの拍手... 素晴らしい映画体験をさせてもらった。
2016/11/21 追記:
立川シネマシティの極上音響上映で観るべき映画はこちら。
最強である理由3 クレイジーなラインナップ
こちらの記事でも書いているように、ひとたび「良い作品」に巡り合ったら、とことんロングラン上映、リバイバル上映でファンを沸かすのが、シネマシティである。
『マッドマックス 怒りのデスロード』と並んで『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、途中終了すら挟まずに、ぶっ通しでロングラン上映を続け、来月にはまる1年連続上映の日を迎える。
さらに、極音が楽しめる『パシフィック・リム』『バトルシップ』といった、「男も女もアガる祭り映画」のリバイバル上映も見逃せない。
シネマシティは常に流行をとらえつつ、極上爆音上映という唯一無二の武器を最大限に活かせる作品を、ぼくらに提供してくれている。
というわけで、まとめ。
あなたが立川シネマシティで映画を観るべき理由。
1.シネマシティズンに登録すれば、チケット料金が1,000円
2.唯一無二の極上爆音上映
3.作品のラインナップがクレイジー(褒め言葉)
2016/10/31 追記:補足の記事をアップしました。