良い知らせと悪い知らせがある

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本当に良い映画も、良くない映画もレビューします。

【閑話休題】イチバン面白れえのは、プロレスなんだよ!

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筆者の厳選記事5選

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こんにちは、もとむらはじめ(@momomurahajime)です。

2月も2週目の週末。どうも「これ!」というほど観たい映画もない状況でありまして... 無理してブログの記事をアップするために映画を観に行くのも本末転倒な気がしますが、明日はちょっと時間を作って、次の3つのうちのいずれかを観に行く予定です。

どれを観るかは決めていませんが...

 

さて、今日の記事は閑話休題としまして、タイトルのとおり。映画はもちろん面白いんですけど、今年に入ってプロレス熱が再燃しております。つい先ほども新日本プロレスの動画配信サービスである新日本プロレスワールドで2.11大阪大会を観戦しておりました。

www.youtube.com

http://njpwworld.com/p/s_series_00421_1_1

 

今回は僕が初めてプロレスにハマり、数年後にいったんプロレスを離れ、10年の空白期間を経て、またプロレス熱が再燃したお話を。

 

 

プロレスに初めてハマった話


そもそも僕がプロレスにハマったのは高校に進学したてのとき。高校受験で身についた夜更かしで、そのときたまたまテレビをつけたら新日本プロレスの『ワールドプロレスリング』が放送されてたんですね。

www.tv-asahi.co.jp


そのときの試合が蝶野正洋vs大仁田厚の電流爆破マッチという、これまたオツな一戦でして。

 

STRONG STYLE SYMPHONY NEW JAPAN SPIRIT 1999 1999年4月10日 東京ドーム 有刺鉄線電流爆破デスマッチ 蝶野正洋 vs 大仁田厚

http://njpwworld.com/p/s_series_00154_1_1

 

当時は僕と同じ長崎出身で、プロレスラーの中ではまあまあ知名度もあった大仁田厚選手の名前は知ってても、蝶野正洋選手についてはそこまで世間的に知られてなかった記憶があります。まだダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズの名物ゲストでもなかった頃ですし。

その試合を何の気なしに観てたんですが、ルールとか全く知らない(ましてや電流爆破マッチ)クセに、まあ面白いのなんのって。ちょうどプロレス界隈では黒の総帥・蝶野正洋率いるTEAM2000が大人気だったことも合って、一気にプロレスの虜になってしまったわけです。

僕が通ってた高校は進学校で、まあまあ勉強には厳しい学校で。それこそアニメ観てたら根暗のオタク呼ばわりされるような風潮でしたから、プロレスを見てるなんて言おうものなら、どんな目で見られるか...なんて思ってたんですが、意外や意外、クラスのちょいヤンキー入ってる同級生とウマがあいましてね。それまで同じクラスという接点しかなかった彼らとプロレス談義で盛り上がれるという経験もあって、もうワールドプロレスリングの放送はもちろん、BS朝日で放送されてた3時間くらいのフルバージョンまで観るようになりました。

それから新日本プロレスの中継を中心に、2000年に旗揚げしたプロレスリング・ノアや、のちのち新日本プロレスから武藤敬司選手や小島聡選手が退団、移籍することになる全日本プロレスまで、広く薄くプロレスを観るようになり、僕にとってプロレスは野球やサッカーよりも夢中になれるエンターテイメントになっていったのです。

 

プロレスから離れた話

高校3年間は勉強、部活、プロレスに明け暮れたのですが、それと同時に、ちょうどゼロ年代は格闘技ブームなるものが日本じゅうを席巻した時代でもありまして。それこそ年末のテレビはK-1や総合格闘技一色という時代でしたから、プロレスはその波をモロに食らったわけですね。

僕もK-1、総合格闘技にはすぐにハマって、傾倒していくんですが、やはり時代に合わせてプロレスも変わっていかざるを得なかったようで。当時プロレス界の盟主だった新日本プロレスは、徐々に格闘技路線に変更していくわけですね(それが理由で、先述の武藤選手、小島選手等の大量離脱につながっていったんですが)。

ところが同時に、プロレスも好きだし、格闘技も好きなんだけど、プロレス界では無敵と呼ばれたプロレスラーが総合格闘技の舞台に出て、あっと言う間にKOされていく事実には忸怩(じくじ)たる思いがありました。

その頃は僕も大学生。テレビでのプロレス、格闘技観戦も続けてはいましたが、大学のcサークルやらバイトやら付き合いやらで、中継を観る頻度も徐々に減っていき、いつしかプロレスから気持ち離れてしまったのです。

この時期、最後に観た試合はたしか... 天山広吉vs小島聡の、IWGPヘビー級王座と三冠ヘビー級王座という、新日本の至宝と全日本の至宝を賭けた大一番でしたね。僕は大学3年生、たまたまプロレス好きな先輩ら何人かといっしょに酒を飲みながら観戦していた記憶があります。

 

IWGPヘビー&三冠ヘビーダブルタイトルマッチ 2005年2月20日 両国国技館 天山広吉vs小島聡

http://njpwworld.com/p/s_series_00285_1_1

よく観たらコジのセコンドにこけしが控えてる笑

 

プロレス熱が再燃した話

それからほとんどプロレスを観ることもなければ情報を入れることもなくなり、ときどき新日本プロレスのだれだれが現チャンピオンだとか、そういう話を耳にすることはあっても、テレビで中継を観たり、ネットで情報を拾ったりだとかいう行動を起こすまでには至ることなく迎えた2016年の師走。


ちょうど長崎の実家で法事を済ませ、東京に戻る帰路。たまたま福岡空港で時間が出来たので、Amazonプライムビデオで映画でも観ようかとしていたところ...この番組に出会ってしまったわけですね。

僕のブログ記事でも一度紹介しました。Amazonプライムビデオ限定配信『有田と週刊プロレスと』

arita-wp.com


約10年ほどプロレスから離れていたわけですが、なぜか惹かれるものがあったんですよ。「そういえば、くりいむしちゅーの有田のプロレス語りって、めちゃめちゃ面白いイメージがあるんだよなあ」なんて思いながらね。

空港で手持ち無沙汰だったこともあって、観てみたところ... 実に面白い!第1回の配信にしてこのクオリティ!!有田さんの巧みな語り口と、ドラマ性を感じさせるプロレス談義に一気に引き込まれました。

この番組の視聴をきっかけに、僕のなかに眠っていたプロレス熱が再燃。高校時代、初めてプロレスにハマったあの頃のよりも熱く、熱く、プロレスに惹かれていったのでありました。


そして年が明け、2017年1月4日。

プロレス界隈の方ならご存知のように、1月4日、通称「イッテンヨン」といえば、新日本プロレスの「闘い詣で」。新年一発めのビッグイベント。

『有田と週刊プロレスと』の視聴をきっかけに、プロレス熱が再燃していた僕は、どうしてもこの興行が観たかったんですが、調べてみると...世の中便利になったものです。新日本プロレスワールドがあるではありませんか。

 

月額999円で、1000以上の試合が見放題!

『新日本プロレスワールド』

http://njpwworld.com/

 

さらに、僕がプロレスにハマっていた高校生の頃と今とでは、だいぶネットの状況も変わっています。Twitterで実況しながら、はたまたハッシュタグを負いながら、試合観戦ができる...この楽しさ。

イッテンヨンの盛り上がりもさることながら、すっかりプロレス熱に浮かされて、今では『新日本プロレスワールド』で、僕にとっての空白の10年間を埋めるように、過去の試合の動画を貪って鑑賞しています。もう作業用BGMがわりですね。


新日本プロレスも、プロレス業界も、ゼロ年代のプロレス冬の時代を乗り越え、今では「プ女子」なんて言葉が世に知られているように、これまでにない盛り上がりを見せています。

さほど多くはないと思いますが、僕と同じようにプロレス冬の時代に興味を失ってしまった方、今一度プロレスを観てみませんか。以前に比べて確かにエンタメ要素が強くなった印象はありますけど、それでもやっぱりプロレスは面白い、イチバンすげえですよ。

「痛そう、怖そう、ヤラセ」なんて先入観でプロレス食わず嫌いをされている方、その殻を破ってみてはいかがでしょう。

新日本プロレスワールドでは会員でない方でも無料で観られる動画が配信されています。僕がおすすめするのはこちら。

http://njpwworld.com/p/s_series_00396_3_1

http://njpwworld.com/p/s_series_00414_1_1


ここまで僕のプロレスとの出会いと別れ、そして再会を語ってきたわけですが、実は恥ずかしながら、これまで一度も試合会場に足を運んで、生で試合を観戦したことがない。

2017年の目標...なんて、明確に決めてなかったんですけど、今なら言えますね。

年内に必ず、プロレスを生で観戦する。


そのときまで、答えはもちろん...... トランキーロ。 あっせんなよ!