良い知らせと悪い知らせがある

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参加レポート!「立川決戦 ウルトラセブン放送50年記念 ~極上爆音上映~」

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筆者の厳選記事5選

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こんにちは、もとむらはじめ(@motomurahajime)です。

行ってきました...念願のお祭り。

「立川決戦 ウルトラセブン放送50年記念 ~極上爆音上映~」

m-78.jp

本日の記事はセブン極爆上映に参加したレポートをお送りします。

 

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イベントのあらすじ

立川シネマシティでは過去に「立川決戦」と題して、2015年にゴジラ生誕祭極爆、2016年にはウルトラマン放送50年記念極爆が開催されています。

こういうファン垂涎のイベントを催してくれるシネマシティさんに感謝。

そして2017年の特撮作品記念上映は「ウルトラセブン」。

今年はウルトラセブン放送50年ということで、イベントに先駆けてTwitter上では上映する作品のアンケートも行われていました。

ウルトラセブンといえばどの回も名作揃いですからね~

僕の大好きなキングジョー登場回である「ウルトラ警備隊西へ」は、前編・後編とありますし。

アンケートの結果、次の作品の上映が決定したのです。

  • 第3話「湖のひみつ」
  • 第26話「超兵器R1号」
  • 第28話「700キロを突っ走れ!」
  • 第43話「第四惑星の悪夢」
  • 第49話「史上最大の侵略(後編)」
  • ウルトラファイト傑作選
  • レッドマン傑作選

これに加えて、ゲスト登壇者のトークセッションや、DJいぬさんによる怪獣DJタイム、さらには円谷プロより新番組『ウルトラマンジード』の予告映像など、盛りだくさんの内容でした。

『ウルトラファイト』『レッドマン』はともかくとして、どの回も名作揃い...と思いきや、ひときわ異才を放つ回がひとつ。

そのひときわ異才を放つ回が、今回のイベントで一番盛り上がっていました。

 

各エピソードを極爆で観た感想

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最初に言い訳をしておきますと...

個人的にチケットの予約が開始された直後に購入するほど楽しみにしていたイベントなのですが、今日は仕事やら人に会う約束やらが立て続けに入ってしまって、参加できたのが第26話「超兵器R1号」からでした。

いやあ~エレキング登場回、観たかったなあ...

というわけで、各エピソードを極爆で観た感想の最初2話分はこうなります。

 

第3話「湖のひみつ」→観てない

第26話「超兵器R1号」→ラスト1分だけ観た

 

後ろの列の真ん中の席(けっこういい席)を予約していたものの、如何せん途中参加になってしまったので...

ただ、第26話がさすがに重いエピソードというか、知る人ぞ知る軍拡競争をテーマにしたエピソードなので、観客の皆さん真剣に見入っている感じでした。

 

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本当に場内が沸いたのは、第28話「700キロを突っ走れ!」から。

これ、僕も意外なエピソードが選出されたなあと思ったんですよ。

『ウルトラセブン』と言ったら、やっぱりメトロン星人登場回の第8話「狙われた街」とか、キングジョー登場回の第17・18話「ウルトラ警備隊西へ」とか、ガッツ星人登場回の第38・39話「セブン暗殺計画」などなど...

まあ名作揃いですが、恐竜戦車登場回の第28話「700キロを突っ走れ!」が人気とはびっくり。

皆さん、そんなに恐竜戦車が好きなの?たしかにデザインはかなりぶっ飛んでるけど...

そんな思いで上映が開始されたわけですが...いやいや、完全にナメてました。

サーセン、抜群んんんに面白かった!

 

これは「ウルトラ警備隊のキャラ萌え回」でしたね。

スクリーンの大画面で、さらにセブン大好きな皆さんと観たからこそ気づけた、第28話の狂いっぷり(褒め言葉)。

最近ではHuluやNetflixなどで『ウルトラセブン』が配信され、自宅で観る機会も多いんですが、ひとりで観てると全然気づかなかった面白さでした。

なるほど、上映エピソードに選出されるだけのことはある。

挙げればキリがないほどいろいろ狂ってました。

人間爆弾とか、キリヤマ隊長とか、敵を欺くにはまず味方からとか。

会場内から「アマギ隊員がんばれーーー!」という声援が起こったのも良かったなあ(笑)

参加された方のTwitterから、会場の熱気が伝わります。

 

 

 

もうこのエピソードの印象が強すぎて、他の回が霞んでしまうくらいでしたよ。

もちろん、実相寺昭雄監督の第43話「第四惑星の悪夢」は『世にも奇妙な物語』のようなジワジワとくる恐怖感がありましたし、言わずもがな「史上最大の侵略(後編)」は涙なしには観られない最終回でした。

傑作選として上映された『ウルトラファイト』も『レッドマン』も、各エピソードで必ず会場が大爆笑の渦に包まれるほど。

でも、それでもMVPはどれかと問われたら...やっぱり「700キロを突っ走れ」でしょうね。

この後のトークセッションで、ゲストの河崎実監督が「だいたいそういう話は脚本が破綻してるんだよね。役者さんは破綻に気づいててもちゃんと演じる」という指摘がありましたが、これはもう的を射すぎていて爆笑モノでした。

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豪華ゲストのトークセッション

 

今回ゲストとして登壇されたのは、お笑いタレントのなべやかんさん、怪獣デザイナーの西川伸司さん、最新作『大怪獣モノ』の河崎実監督、そして『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督。

この4人のトークセッション、面白くないわけがない。

皆さんそれぞれに特撮オタクで怪獣オタク。飛び出すエピソードがかなりマニアックで、ついていけない部分もあったんですが、それでもやっぱり興味深い。

それこそ「テープが擦り切れるほど」円谷作品を観てこられたゲストの方々ですから、濃いトークのオンパレードでした。

とくに今でも毎日『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』を観ているという河崎監督の重箱の隅をつつくようなツッコミもキレッキレ。

第8話「狙われた街」で、「人を狂わせるタバコを吸って暴れるソガ隊員を止めに入るアマギ隊員の動きが初代ウルトラマンそのもの」というヘビーローテーションしているからこその視点は興味深かったですね。これは今から見直さないと!

というわけで、まとめ

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50分ほど遅れて参加して、入場した直後は会場が静まり返っていたので「今日は静かに観るイベントかなあ?」など思いましたが、いやはや杞憂でしたね。

笑いあり、声援あり、涙あり、おもしろエピソードあり、非常に楽しかった!

 

25年ほど前に初めて再放送を観た僕のようなアラサー世代も、十分に楽しめるイベントだったと思います。

来年は「帰マン」の極爆?それとも別の作品かな?

今から非常に楽しみです。

参加された皆さま、お疲れ様でした。

地球人に生まれてよかった!!

 

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