良い知らせと悪い知らせがある

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本当に良い映画も、良くない映画もレビューします。

冒険の海は怒りのデス・ロード。ディズニーアニメ最新映画『モアナと伝説の海』の感想、レビュー。

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筆者の厳選記事5選

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こんにちは、もとむらはじめ(@motomurahajime)です。

最近は記事の更新が飛び飛びで、書かねば書かねば...と思っていたところ、ようやく一日イチ記事ペースに戻れそうなので、なんとか更新にこぎつけました。

今日は、ディズニーアニメ最新作、『ラ・ラ・ランド』に続いて話題沸騰の映画『モアナと伝説の海』を観てきましたよ。

平日の夜の時間帯だったので、僕の行きつけの立川シネマシティの席の埋まり具合は、だいたい6~7割くらいでしょうか。まだまだ『ラ・ラ・ランド』に客足が集まっているようですね。

それでは、レビューへとまいりましょう。

 

 

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映画『モアナと伝説の海』

www.youtube.com

モアナと伝説の海|映画|ディズニー|Disney.jp |

【原題】Moana

【日本での公開】2017年3月10日

【上映時間】114分(短編含む)

【監督】ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ

【脚本】ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ

【声の出演】アウリイ・クラヴァーリョ、ドウェイン・ジョンソン

【あらすじ】誰よりも海を愛する少女モアナは島の外へ行くことを禁止されていたが、幼少時に海とある出会いを果たしたことで運命が決定する。モアナは愛する者たちの救済のため、命をつかさどる女神テ・フィティの盗まれた心を見つけ出して再び平和な世界を取り戻そうとする。未知の大海原へと向かったモアナは伝説の英雄マウイと出会い、冒険を共にする。(シネマトゥデイ)

映画.comの評価平均点 4.0 点 / 評価:21件

Yahoo!映画の評価平均点 4.00 点 / 評価:98件

Filmarksの評価平均点 4.2点

僕の評価は100点中 70点

ざっくりとした感想は...

映像良し、キャラ良し、歌良し、ディズニーアニメの高い平均点は超えてきたけど、ストーリーがもう少し...

前作『ズートピア』で非の打ち所がないほど完成度の高いディズニーアニメを観てしまったため、それと比べると落ち着いた感じ。ただ、過去作にはない新しいチャレンジが随所に見られました。今後につながる作品になっていると思います。

今回は僕の大好きなディズニーアニメ作品ということで、ちょっと情報量多め、考察多めです。けっこうなボリュームですが...最後までお読みください!

 

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『モアナと伝説の海』で、ディズニーが表現したかったもの

毎度おなじみ、進化した◯◯表現

 

ディズニー作品、そしてピクサー作品といえば、他の追随を許さない、クオリティーの高いアニメーション表現。新作ではことあるごとに、進化した映像表現で観るものを圧倒しています。

つまり、ディズニーやピクサーの新作アニメは、「我々はアニメーションでここまで表現できるようになった」という、映像技術の見本市みたいになっているわけですね。

例えば、昨年公開されたディズニーアニメ作品『ズートピア』では、「動物の毛」の表現、同じく昨年公開されたピクサーの『ファインディング・ドリー』では、『ニモ』から13年を経て、さらに進化した「水の表現」でした。

では、ディズニー最新作の『モアナと伝説の海』ではどうだったかというと... 圧倒的に進化した「水の表現」。

たしかに海の美しさ、水のみずみずしさ、素晴らしい映像技術に圧倒されましたが、一方で「あれ?ピクサーの『ファインディング・ドリー』に続いて、また海が舞台か」と思ってしまったのも事実。

さらに言えば、『ドリー』のときに同時上映されたショートフィルム、『ひな鳥の冒険』も、舞台は海。これだと、ディズニーとピクサー合わせて、3作品連続で最先端の「水の表現」を見せてきたことになる... これだとさすがに食傷気味じゃないかなあとお思ったんですよね。

ただ、そこは天下のディズニー・アニメ。水の表現だけが『モアナ』の映像技術的セールス・ポイントではなかったんです。

ディズニーが『モアナ』で本当にわれわれ観客に見せたかった映像技術とは、「人肌の表現」。「いかにして人間の皮膚をアニメーションで描くか」が、本作の課題だったのではないかと。

昨年公開されたピクサー作品の『アーロと少年』では、人間のこどもスポットの「幼児の肌質表現」という試金石がありますので、『アーロと少年』で培った技術をさらに進化させたのが『モアナ』、という見方もできそうです。

 

そもそも、なぜモアナはポリネシア系のヒロインなのか

そもそもなぜ、ディズニーの最新作で「ポリネシア系のヒロイン」が選ばれたのか。

そこにはいろいろな思惑があると思います。例えば、ディズニーのプリンセス系作品のヒロインといえば、白人女性が定番。『シンデレラ』も『美女と野獣』も『塔の上のラプンツェル』も『アナと雪の女王』も。『アラジン』のような例外は少なからずあっても、定番は白人女性。

でも、昨今のアメリカ映画の流れでは、「人種の多様性」が叫ばれていますよね。昨年のアカデミー賞では、受賞者が白人俳優、監督に偏ったことで、「白人偏重主義」だと非難があったほどですから。

そういう流れで、今回のプリンセスは白人以外の人種に...というのもあるでしょう。単純に、これまでディズニー作品ではなかった舞台、プリンセスにいなかった人種を選んだ、というのもあるでしょう。

歴代のディズニープリンセスのまとめはこちら。

matome.naver.jp

僕はもう一方で、先に書いた「人肌の表現」を引き合いに出して、「なぜプリンセスがポリネシア系なのか」を深読みしようと思います。

本作におけるディズニー制作陣の思惑としては...

白人以外のプリンセスを登場させたい
→白人系以外の人種からも支持を得たい?うるさ型の観客に文句を言わせないため?

これまでに登場していない人種のヒロインを登場させたい
→ジャスミン(中東系)、ムーラン(アジア系)、ポカホンタス(インディアン)、ティアナ(黒人系)以外のヒロイン...

技術的には、進化した「人肌の表現」を観客に見せたい
→海の表現はもちろん、メインで見せたいのはこちら?

このような、針穴に糸を通すような条件をクリアした結果生まれたのが、ポリネシア系のヒロイン、モアナが主人公の、『モアナと伝説の海』ではないのかと。

 

気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、本作の『モアナと伝説の海』に登場する人間キャラクター、過去のディズニー作品と比べて「肌の露出」が高いですよね。
これまでに、魚や爬虫類の「ぬめり感」のある肌は数々描いてきても、人肌、筋肉やシワといった部分は、そこまで集中的に描かれてはいませんでした。本作におけるポリネシア系のキャラクターたち、ディズニーが蓄積してきたアニメーションのノウハウを駆使して「人肌」を表現するのに格好の素材です。

これからご覧になる方は、ぜひ登場人物の肌に注目してみてください。水に濡れた人肌、怪我をした人肌、赤ちゃんの肌、成人の肌、老人の肌、かなり精巧に描かれていますよ。中盤のミュージカルシーンでの、人肌と手描きイラスト風アニメの融合は「ディズニーはここまで到達したか!」と驚くこと必至。

 

さらに言うと、「タトゥー」も重要なポイントになっています。本作ではモアナの相棒であるマウイのタトゥーは全身ほどこされていて、とても印象的。

キャラクターの肌の露出が多くなると、衣装による印象づけが難しくなるんですよね。「良いやつは白系の衣装、悪いやつは黒系の衣装」みたいな手法が使えないし、画面内に肌の露出が多いキャラクターが2人以上いると、肌色が多くなって、なんだか華やかさに欠ける。

そこにきて、個性的なタトゥーを入れることで、キャラクターにメリハリがつく。衣装の代わりになるわけです。同じ画面内にモアナとマウイが並んでも、ちゃんと画になってますよね。

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本編ではマウイのタトゥーが歌って踊るシーン(観てないとワケワカランですが)まであるくらいですから、どれだけディズニーが『モアナ』で進化した「人肌の表現」を見せたかったの方がうかがえます。

 

『アナ雪』からさらに変わったヒロイン像

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先に引用したNAVERまとめの記事にもあったように、ディズニー映画のヒロインは、その時代その時代の女性像、女性の価値観を反映しているものです。

『アナと雪の女王』ではとくに顕著で、まずヒロインのひとりエルサは王子様を欲していない、プリンセスではなくクイーン、エルサもアナも、主体的に立ち上がり、自らも戦う...などが挙げられます。

『モアナと伝説の海』のモアナも、冒頭では未来の女首長として、島から出ることなく生涯を終える運命を受け入れられず、冒険の旅に出ることを選択します。つまり、「女性はこうあるべき」という価値観を破り、自ら生き方やアイデンティティを見つける旅に出る(そのへんはラプンツェルと同じ)。

さらに、『モアナと伝説の海』がさらにアグレッシブでプログレッシブだと感じたのは、そもそもヒロインと恋愛関係になる王子様がいないこと。

男性キャラクターとして登場するマウイとモアナの間には、相棒としての友情や信頼はあったとしても、恋愛関係には発展していません(この「恋愛関係が描かれていない」という点で、『モアナと伝説の海』はプリンセス系の作品ではないという見方もできますが)。

作品の雰囲気としては、求婚者はいたけど恋愛関係が描かれていない、ピクサー作品の『メリダとおそろしの森』が近いかなあ、という印象です(メリダは後にディズニー公式プリンセス入りします)。

 

評価はともかく強い女性像を描いた『メリダとおそろしの森』

 

 

『モアナと伝説の海』の良かったところ。

ようやく感想です。まず良かったところから。

ここまでつらつら書いてきたように、映像表現は期待以上のものを毎回見せてもらっていますし、各キャラクターも愛着が持てて印象に残ります。

僕は吹き替え版で観たんですが、ロックミュージシャンのROLLYさんが声をあてた、巨大なカニのモンスター・タマトアは良い。キャラクターに対して違和感のない声と、初登場ではじゃっかん浮いている存在には感じたものの、どうしても憎めない愛らしさ... 僕は好きになっちゃいましたね。

タマトアのミュージカルシーンは本作の白眉

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キャラクターといえば、今回もディズニーは地味にすごいことやってるなあと思ったのが、「海(波)に人格を持たせた」ところ。予告動画でもチラホラ出てきてますが、モアナは波を自由自在に操ることができて、何なら会話もできる。

スライム状の波に、目も口もついてないのに、感情が読み取れるんです。喜んでいる、悲しんでいる、というように。近いところでいうと、『ドクター・ストレンジ』のマントくんみたいな感じですかね。

これは、さすがディズニー良い仕事をしてる、ですよ。まさに「生なき者に生を与える」、アニメのアニメたる所以。それをしっかりと見せてくれました。

 

『モアナ』のアニメーションについてはこちらが詳しい

redshift.autodesk.jp

 

いよいよ、僕の大好きなディズニーアニメ作品である『アラジン』の実写化も近いですね!(空飛ぶじゅうたんくんが登場する)

でも、「そもそもディズニーアニメは映像表現とキャラクターで長年やってきたんだから、そりゃ期待以上のものを提供して当たり前でしょ」というひねくれた思いもあるので、そこはわざわざベタ褒めすることもないかなあ~と。

それから、劇中で印象に残るのはやっぱり歌ですね。ミュージカルパート。『モアナと伝説の海』も、『アナ雪』かそれ以上に劇中でとつぜんミュージカルシーンが始まります(本来のミュージカルは歌がメインで台詞劇がサブですが)。

『モアナ』も『アナ雪』に負けず劣らず、歌が非常に良いですね。リップシンクもちゃんとしてる。さすがに『アナ雪』で松たか子さんが歌ったほどの話題性はないかもですが、それでも劇中のシーンとばっちり歌詞の内容が合ってたりすると、心にグッと迫ってくるものがあります。ちなみに僕のお気に入りは、モアナが母親に見送られて冒険に出るシーン。あれは泣く。

あとはまあ... 新たな女性像、ヒロイン像を打ち立てたところも、これまでの作品にない新鮮さでした。ラブストーリーを排除したバディムービーとして観るディズニー映画、近年では僕の大好きな『シュガー・ラッシュ』が代表作かな。それに近いものがありましたね。

『モアナ』とは関係も深い?『シュガー・ラッシュ』

 

 

『モアナと伝説の海』の残念だったところ。

あの名作の名シーンをパロディ

まずは、残念というか、個人的には「ディズニーがやるにしてはあからさまだろう」と思ったシーンがありまして。

物語中盤、明らかに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するイモータン・ジョーの軍勢を意識したと思われる、海賊の一団がモアナたちを襲います。それはもう、背後から襲ってくる構図から、軍艦のデザインから、奇襲攻撃の流れまで、観た人ならどこからどう観ても『マッドマックス』。

exciteニュースでも記事になってました。

www.excite.co.jp

 

何かの媒体で監督がこのシーンについて言及しているようですが、ディズニーがセルフパロディをやるならまだしも、よりによって近年の歴史的超大作と言える『マッドマックス』をやっちゃうかね...と思いましたね。楽しいと言えば楽しいんですけど、『マッドマックス』がクラシック化してからでもよくない?

それに、この海賊との絡みときたら、物語にはまったく関係のないシーンなんですよね。ただただ監督がやりたかったことやっただけのシーンに観えちゃったのが残念かなあ。

 

マウイの吹き替えが...

日本語吹替版で観てきたので、少しそこにも触れようと思います。ヒロインのモアナ役には、ディズニー史上最大のオーディションを勝ち抜いた、沖縄県出身の屋比久知奈さんが選ばれています。公開直前までシークレットとなっていましたが、蓋を開けてみたら、まあモアナのキャラクターに良く合っているんじゃないでしょうか。

www.zakzak.co.jp

 

モアナのおばあちゃん役にはベテランの夏木マリさん。こちらは言うまでもなく素晴らしかったし、先に書いたタマトア役のROLLYさんは違和感がなさすぎて最高。

そんななかで、吹替えで一番モノ申したいのは... マウイ役の尾上松也さん。若手イケメン歌舞伎俳優として知られている方ですね。

 

 

いや、上手いんですよ。声優としてのお仕事はこれが初だそうですが、これからアニメ作品でいろいろとオファーが来そうなくらい、上手い。

ただ、マウイのキャラクターにまったく合ってない。尾上さんは上手いんだけど、線が細いんですよね。細身のキャラクターなら合ってるんだろうけど、筋肉もりもりマッチョマンで野蛮なマウイには合ってないんだよなあ~

だって、オリジナルのマウイ役は、あのロック様ことドウェイン・ジョンソンですよ。アメリカ最大のプロレス団体WWEのスーパースターですよ。『ワイルド・スピード』シリーズのルークですよ。雄の中の雄ですよ。

 

 

オリジナル版のマウイの声はこちらでご確認を。

www.youtube.com

さすがにロック様が声をあてたキャラクターの吹替えに尾上松也さんは... ミスマッチでしたね。マウイの初登場からラストまで、「コレジャナイ」という違和感をずっと引きずってしまいました。ロック様の吹き替えで著名な声優さんといえば、『名探偵コナン』の毛利小五郎役でおなじみ小山力也さんですから、やっぱり尾上松屋さんだとイメージ違うかなって。

 

いっそ、『マッドマックス』をパロディーしたのであれば、マウイの顔をトム・ハーディに寄せたのであれば(個人的な感想です)、日本語吹替版のマウイ役は、EXILEのAKIRAさんじゃないと!

 

 

映像良し、キャラ良し、歌良し、ストーリーは...

圧倒的な映像、圧倒的なキャラクター、圧倒的な歌。もうこれだけあればディズニーアニメの平均点はゆうに超えてるんですが、どうも脚本というか、ストーリーが残念。

それこそ『マッドマックス』のように、行って帰ってくるだけの話ですよ、『モアナ』は。だけど、ちょっと駆け足感があるんですよね。キャラクターの感情の変化が唐突に訪れるので、信頼関係の構築が重要なバディものとしては、ちょっと物足りない。

たとえば中盤、お互いを信頼していたモアナとマウイが、あるアクシデントをきっかけに仲違いするんですが、それがあまりに唐突にやってきて、拍子抜けしてしまう。「お前ら、それだけの信頼感だったのかよ」って。

そしたら終盤、もうこすられ過ぎてる展開ですが、モアナのピンチに、仲違いしたはずのマウイが駆けつける... でも、どうやってお互いの信頼を回復したかが描かれていない。

『アナ雪』でハンス王子がいきなり悪役に転じたほどの唐突感ではないものの、もう少し二人の信頼関係の構築や、仲違いするまで、仲直りしていく過程は描いてほしかったように思いますね。


あとはまあ、これは2回め以降の鑑賞で詳しく観ようと思いますが、モアナのテーマというか、「ディズニーがモアナをとおして伝えたかったこと」とは何か。

女性の自立やアイデンティティや自分の生き方は自分で決めるもの...みたいなことの他にも、伝統を守ろうとか、文化を継承する大切さとか、そのへんも伝えたいのかなあと思ったんですが、いまひとつわかりにくい感じがしました(パンフレットにそれらしきことは書かれているんですが)。そこは改めて字幕版で鑑賞してみるつもりです。

 

ディズニーキャラのゲスト出演

ディズニーアニメ作品といえば、過去の作品の人気キャラを見つけるのも楽しみのひとつ。『モアナと伝説の海』を鑑賞中に僕が見つけたキャラクターは1匹と1人。

まずは、『アナと雪の女王』より。トナカイのスヴェン。マウイが巨大ガニのタマトアから釣り針を取り戻し、魚やらトカゲやらに次々変身するシーンで登場します。

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もうひとりは、『シュガー・ラッシュ』より。主人公のラルフがスタッフロールの最後あたりにイラストで登場します。

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さらにもうひとつ言えば、タマトアが台詞で『リトル・マーメイド』に登場するカニのセバスチャンについて言及します。同じカニをモチーフにしたキャラということで?

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僕が見つけたのはこれくらい。まだまだ注意して観れば、見つけられそうですけどね。

 

というわけで、まとめ。

いやあ、大好きなディズニー作品のレビュー、感想となると、どうしても力が入ってしまいますね。最近書いた記事の中では、トップクラスに文字数と情報量の多い記事になってしまいました。

今度は字幕版で観るつもりです。ディズニーアニメといえば、クオリティーの高い吹替版に定評がありますが、前作の『ズートピア』では、吹替版でどうしても省略されてしまった台詞を、字幕版で補ったら、字幕版の方が自分好みだった… ということもあったので。

『ズートピア』は字幕版こそおすすめ!

 

 

ご家族で、お友達どうしで、カップルで、期待を裏切らないディズニーアニメ最新作の『モアナ』。春休みにはもってこいの作品かと思います。

吹替版も字幕版もおすすめの一本です。

 

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